投資を始めるにあたって
僕は、”分散投資したほうがよい”と聞いて、
「何に投資すればよいかわからない」
「投資先が決まっても投資の割合がわからない」
と思いとても悩みました。
そこで知ったのが、現代ポートフォリオ理論。
複数の資産に分散投資することで、リスクを抑えつつリターンを高めることができるという理論です。
そのためには、各資産のリスク・リターンおよび各資産間の相関係数を調べて、数学的な手法によって高度な計算が必要でした。複雑難解なエクセルを作成したり、プログラミングの必要があります。
効率的フロンティアのシミュレーション
下記のサイトで簡単にポートフォリオ最適化の計算ができます。
まずはデフォルトの数値のまま”計算”をクリックしてみましょう。
デフォルトは、年金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)と同じにしてあります。2023年の収益は34兆円と報道されました。
その配分は、国内株式25%、外国株式25%、国内債券25%、外国債券25%となっています。規模は異なりますが、個人で投資をする場合もとても参考になるのではないでしょうか?
計算するとグラフが表示されました。
黒い点は、各証券の個別のリターン・リスクを示しています。
直観的には各点が線で結ばれそうですが、実際には左上に膨らんでいます。
リスクを抑えてリターンを高めていることを表してします。
これこそが、効率的フロンティアを表す曲線です。
効率的フロンティア上をマウスオーバーしてみましょう。その点での各資産の割合が表示されます。
年金積立金管理運用独立行政法人は、この効率的フロンティアにより、資産割合を国内株式25%、外国株式25%、国内債券25%、外国債券25%と決定したと考えられます。
このサイトでは、2証券から最大7証券まで効率的フロンティアをシミュレートできます。様々なシミュレーションを行ってみてください。
筆者のポートフォリオ
筆者も投資初心者なので参考になるかは分かりませんが…。
インデックス投資で米国70~80%、国内5~10%、新興国は15~20%としています。さらに国内株式を個別で投資しています。
免責事項
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正確性や適用性の保証はなく、最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
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