Introduction
個別株を現金にしていたため、急激な日経平均上昇の波に乗れませんでした。
マイナス金利解除で株は下落し、円高に向くとの予想があった中、円安が進み日経平均は急反発しました。この現象を考察します。
考察&事実
- 外国人投資家の影響が大きい。一方、多くの日本人アナリストは株は下落すると読んでいた。
- 国内ニュースだけでなく、外国人投資家向けのニュースも重要。バロンズ・ダイジェストによると、日本経済はインフレ状態に戻りつつあり、株主還元が好材料。
- マイナス金利解除はありつつも利上げはごくわずかであり、適度なインフレが維持されることが期待された。
米国投資週刊誌「バロンズ・ダイジェスト」を確認してみます。
日本経済は…中略…デフレを払拭しつつある。インフレ状態に戻りつつあり…中略…過去に比べて株主の利益を重視しており、それも大きな好材料だ。自社株買いも増えている。
2024/3/10 バロンズ・ダイジェストより引用
「日本経済新聞」を確認してみます。
マイナス金利政策の解除に向けて15日、日銀内外で調整を始めた。現在の短期の政策金利はマイナス0.1%。これを0.1ポイント以上、引き上げて短期金利を0~0.1%に誘導する案が有力だ。
2024/03/16 日本経済新聞 朝刊より引用
まとめ
金融緩和解除なのに日経平均の急反発した原因は
- 外国人投資家から、日本はデフレ脱却と株主還元が積極的で好感されている。
- マイナス金利解除だが、利上げは0~0.1%とごくわずかであり、日本のインフレは維持されると予想された。
と、考察します。
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